Today’s Security: 休み明けに「ウイルス感染してた…」を防ぐ!長期休暇前後のかんたんセキュリティ対策【2025.04.24】

Todays

出典IPA|長期休暇における情報セキュリティ対策


こんにちは。もうすぐゴールデンウィークや夏休みなど、長めの休みに入る方も多いのではないでしょうか。じつはこの長期休暇の前後こそ、ウイルス感染や情報トラブルが起こりやすい時期なんです。パソコンを何日も使わないことで、セキュリティの準備が遅れたり、油断が生まれたりすることが理由です。
そこで今日は、特別な知識がなくてもできる、シンプルな3つの対策をご紹介します。


■ 対策①「修正プログラム」をきちんと入れておく

修正プログラムとは、パソコンやアプリの“安全のほころび”を直すためのパッチ(つぎあて)のことです。

どうして必要なの?

  • ウイルスは、「安全のすきま」を狙って入ってきます
  • 休み中にも、世界中で「新しいすきま」が見つかっています
  • 放っておくと、知らない間に感染していることも…

だからこそ、休み明けにパソコンを使う前に、必ず更新をチェックしましょう。


■ 対策②「定義ファイル」を最新にしておく

「定義ファイル(パターンファイル)」は、ウイルスの顔写真つき手配書のようなもの
セキュリティソフトはこの情報を見ながら、怪しい動きを見張っています。

ポイント:

  • 休み中にパソコンの電源を切っていた人は要注意
  • 電源を入れてすぐネットを見るのはNG
  • まずはセキュリティソフトを起動して、定義ファイルを更新

それだけで、「最新のウイルスにもちゃんと対応できる状態」になります。


■ 対策③ 不審なメールに気をつける

長期休暇明けは、メールやSNSメッセージがたまっている状態。そこに、悪質なメールが紛れている可能性があります。

こんなメールは注意:

  • 実在の会社を装って「請求書です」「パスワード変更してください」などと書いてある
  • 見覚えのないメールに、ファイルが添付されている
  • 怪しいリンクが貼られている

見慣れないメールは開かない・クリックしないが基本です。
判断に迷ったら、会社や学校のシステム担当の人に相談を。


■ 忘れがちだけど大切なこと

  • 休み中に使わないパソコンは電源を切っておく
  • 外に持ち出すパソコンやUSBはしっかり管理(なくさないように)
  • SNSで「旅行に行きます!」と投稿しすぎない(留守だと知られるリスク)

■ まとめ:休みの前後は、パソコンにも「安全チェック」を

私たちが休んでいる間にも、サイバー攻撃は休みません。
でも大丈夫。今回ご紹介した対策は、どれも数分でできることです。

  • アップデートを忘れない
  • セキュリティソフトを最新に
  • メールはよく見て開く

これだけでも、あなたの大切な情報や生活をしっかり守ることができます。

それでは、また次回の「Today’s Security」でお会いしましょう。
安全で楽しい休暇をお過ごしください。

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